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東洋医学に現代の科学的検討法はどう適用できるか

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/30(土) 17:45:31 ID:JRbhr3PY
疾患の捉え方を、
・脈診て
・べろ見て
・触って
・〜
とやって、分類わけするのが、東洋医学。
で、こうして分類した体の状態に、ものを刺したり火傷を作ったり、生薬を煮出して飲ませたりする。
「証」という分類分けを、

・とうこつ動脈の拍動に変化を起こすからだの変化
・べろの血流状態変化を起こすからだの変化
・体表にこりやぺなぺな部を招来する体の変化

という風に、今の言葉でまとめなおせば、証立てや治療の場面で、今の一般的な道具としての「科学」が活用できる事になる。
二年越しのご討議をどうぞ。

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/30(土) 17:56:35 ID:JRbhr3PY
弦脈なんてのは、完全に交感神経の緊張によるもんだろ。
腕の血管を支配している交感神経の緊張状態を、全身の反映として診断に使用してんだよな。

弦は見間違えるやつ居ないかもしれないが、他の脈ね、岡本一包みたいな先生が名前つけたやつ。
あれは、熟練しないと区別はつかないし、実はそんな厳密な区別が疾患の状態を反映しているかはわかんないでしょ。
どのみち、「前腕の血管拍動」でしかないんだからね。

というわけで、難しい分類は、他の方法を活用すればよい。
起立性の徐脈がどの程度起こるかで、自律神経の関与度は簡単に測れる。
また、めん玉の奥の微小循環に、やっぱりこの関与度が、とっても敏感に反映している。

四診にこの自律神経系の機能検査を組み合わせれば、達人が偉そうに腕の拍動だけで見分けているものを、素人も簡単に見分けられるようになるかもしれんぞ。
これが科学って道具を横滑りに転用する事の、実際上のありがたさよ。

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/31(日) 14:53:44 ID:e18g9ggz
疾患の体表への投射は、内臓自律神経反射が、筋系へ収縮刺激を起こすのが基本形でしょう。
交感神経の緊張度が、筋の緊張度に影響するのはわかるけど、鍼灸刺激の「的」になる筋の状態変化は、「緊張亢進」ばかりじゃない。
お灸するところって、「虚すればこれに灸」すんだから、ぺこっとへこんだところも的になる。
これは、交感神経の活動性低下したところだとすると、体表には、
交感神経の活動性が亢進したところと低下したところが「ムラ」に表現されている事になるわね。

虚と実を、自律神経の活動性で分類わけしてしまって良いと思うんですけど。
で、この虚部と実部の、同じ刺激に対する反応性の違いを整理していけば、生理学に基づいた証を構成できる。と思ひます。
地味な仕事こそ、大事だね。


4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/01(月) 03:34:27 ID:YhMPFzVt
自律神経系における交感神経の関与度ってのは、ヒトなら寝てもらったり立ってもらったりして、脈を測れば診れる。
治療前と治療後に眼底鏡覗いてもらっても、はかれる。
体にものが刺さったり、やけどがついたりすることで、副交感神経と交感神経の働き具合が変わることは明らかで、これが鍼灸治療の基になってんでしょう。
下手なのが下手な場所に刺せば、交感神経抑制するつもりが亢進させてしまう。
上手いのが上手い場所に刺せば、狙ったとおりに副交感神経亢進させたり交感神経落ち着かせたり出来る。

狙う場所で、一番検討が進んでいるのが、トリガーポイントでしょ。
関連痛を出すような状態の「コリ」がトリガーポイントだけども、これは末梢の(筋部の)交感神経の亢進状態で、これが副交感神経に対して抑制性の出力源になってるわけでしょう。
これにものが刺さると、この抑制性の出力がとまって、中枢性には副交感神経の動きが良くなる。
これは体表に起きた変化(こり)にものが刺さる事で起きる、基本的な機構として、哺乳類が持っているもの。
深刺し(筋膜を破る刺鍼)ね。

浅く刺す鍼(筋膜に届くか届かないかのちょんちょん鍼)は、上手くやると副交感神経の亢進を導く事も解ってる。
結構すごい力価の反応で、下手っぴがやるとその場で喘息発作起こしたりする位の全身反応を呼ぶもん。

この基本的な反応を上手く引き起こす体表部位が、疾患ごとにどういうところに現れ易いか、きちんと分類すればよいのよ。
口で言うほど易しくないけれど、深刺し浅ざし両方の、治療点となる変化が、疾患ごと患者ごと、どういう場所に出やすいのか。
で、もう一方からは、
治療点となる部位(自律神経性の反射を起こしやすくなった体表の変化部)からの、中枢性の出力が、どういう特性を持っているかを、中枢神経系の変化を見ることで(これは動物でやるしかない検討だけど)、整理していけばいい。

臨床知見も溜まってきているけど、やりっぱなしが多いから、治療に使用した刺激部位がどういう変化を起こした部位であったかを、まとめていくようになれば古典的な手法自体の再検討にもつなげられる。
「昔から言われる標準的な処方は〜なんだけど、この患者さんは〜だったため、〜にパルスを使ってみたら、古典的にいわれる効果を導けた。」
とかね。
内経の昔はパルスも灸頭もレーザーも無かったんだからね。
パルスや灸頭やレーザーなんかは、刺鍼地点への個別の入力としては、古典的手法よりずっと強力なもの。
上手く使い方が解れば、古典で言われる効果よりも強力なリバウンドを、体に起こせる可能性がある。でしょ。

入力の特性が違うんだから、配穴同じままでこれらを使った場合でも、効果に関しては、必ず違いが起こっているはず。
どんな違いなのかをきちんと検討していければ、さらに有効な刺激手段の開発にもつなげられる。



5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/03(水) 07:33:51 ID:8GyCz4/p
確かに・・
基盤になる研究が体系だってくれば、各治療家の手技に対する評価や各流派の特性解析なんかも、可能になるかも・・
↑の話を読んでて、ちょっと夢想してしまったよ。

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/03(水) 22:51:06 ID:FhhMc8Yt
えーっと、体表への鍼灸による刺激入力は、侵害刺激なのかな?
刺入痛をなるべく除外するのが、鍼の手法の基本だと思うんだけど、
「ものが刺さる」という侵害刺激から、「刺入痛を除いたもの」が、鍼灸の入力刺激という事になるのかね?

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/04(木) 01:00:50 ID:8hqMhDdX

この
>「ものが刺さる」という侵害刺激から、「刺入痛を除いたもの」
ってのは、「補法」って事だと思うよ。

これ、筑波の西条グループが、ずっとやってたと思うけど、
「刺入痛」には二種類あって、
@皮膚の侵害受容器からの入力
A筋膜の侵害受容器からの入力
が、いわゆる<侵害刺激>で、交感神経の亢進状態を呼ぶもの。

ものの組織への刺入は、この
・交感神経の亢進を呼ぶ側面と、
・副交感神経の中枢性の亢進を呼ぶ側面
とがあるらしい。

刺入痛を除くことで、この副交感神経の中枢性亢進のみを惹起できる。又、刺入痛を出してしまうと、交感神経の亢進状態も呼んでしまうので、
違う反応になってしまう。→「寫」ということになるか?

この自律神経の関与度に引っ掛けた補寫の検討は、西条先生の本をネタにして、最近の学校協会の教科書にも出とるよ。
まだ検討が全然足りないところだろうけどね。


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